こんにちは、シロすけです。
前回に引き続き、最近はまっている音楽についてを書いていこうと思います。今回はハウス(House)編です。
前回の音楽紹介はこちら。
今回紹介するもの
みなさんはハウスというジャンルはご存じでしょうか?
古くから家を建てる際に演奏されていた音楽で、遡ると約1500年も前から存在していたとされる、壮大で大変歴史的なジャンルの音楽です。
・・・
嘘です。
すいません、嘘です。叩かないで…。
改めてハウスというジャンルは一体何なのかを、ジャンル素人の僕がざっくりと説明していきます。超詳しく語れる程の知識はないので、超ざっくりです。
ハウスとは
ハウスは、BPM100~130前後の速さで1拍ごとにキックドラムが鳴る、いわゆる「4つ打ち」と呼ばれるビートの音楽で、単純でありながら乗りやすいスピード感があり、非常にダンサブルな曲調であることが多いです。クラブとかの大音量で鳴らせる環境で聴くと、雰囲気に酔うという感覚が味わえるかと思います。
ハウスの起源
ハウスというものが流行りだす以前に、ディスコミュージック(Disco Music)というものがありました。このディスコミュージックもBPM110~130前後の速さで4つ打ちという特徴があります。
もともとクラブミュージックというものは、第二次世界大戦中に生バンドでの演奏が困難となったナイトクラブでレコードを代わりにかけるようになったのが起源で、大戦後このスタイルが定着し、生バンドの代わりにレコードをかける場所が「ディスコ(Disco)」と呼ばれるようになりました。そこから、1960年代以降のニューヨークのゲイ・シーンで本格的な発展を遂げます。そして、1970年代後半に最高潮を迎えたディスコミュージックは、ナイトクラブで流されるトラックの原型を作り上げました。
その後1980年代に突入すると、RolandのTR-808やTR-909といったリズムマシンが登場し、ディスコミュージックをエレクトロニックで、より強烈にダンサブルなものとして表現しよう、というテクノロジの融合が起き、ハウスというジャンルが徐々に形作られることになりました。
ちなみに、ハウスという名前の由来は、1977年にアメリカはシカゴにオープンしたクラブ「ウェアハウス(Warehouse)」である、という説が有力なんだそうな。
ハウスからの派生
ジャンルについてのことを書いてはいますが、実はあまりジャンルの話を大っぴらにはしたくないなぁ…と考えていたりします。その理由としては、派生ジャンルが多すぎることや、ジャンルの定義について鬼のように厳しいジャンル警察がいるので、話しづらいからです(起源とか探ってみたりするのは楽しいんですけどね…)。
とはいえ、目的の音楽を探り当てるためのおおまかな指標にすると便利だったり、そのジャンル名が付けられた経緯などを調べてみることで、自分の音楽制作に取り入れられる知識が身についたりと良いこともあるので、邪険に扱い過ぎず、良い距離感を保って接するといいんじゃないでしょうか。
話が逸れましたが、ハウスの派生ジャンルについてをいくつか紹介しようかと思います。
ビッグルームハウス (Big Room House)
アンセム~って感じのハウスですね。フェスとかでめっちゃ流れてそうです。
ビルドアップがあったり、ドロップが強烈で躍動感があるといった感じでしょうか。繰り返しの気持ち良さの部分はハウスの原型から受け継ぎつつ、キャッチーでドラマティックに変化する部分がいい感じにミックスされています。
Aviciiとかが有名ですね。
ディープハウス (Deep House)
ザ・ハウスという感じです。クラブとかで聴いたらめちゃくちゃ気持ちいいんだろうな~…という感じです。
派手派手な感じではなく、シンプルなビートに、あまり動き回らないメロディという感じで、雰囲気に酔うにはぴったりなジャンルかと思います。
フューチャーハウス (Future House)
僕がハウスの中で一番好きなジャンルです。
ベースラインがやメロディがスイングしていて、動き回ります。ハウスという、繰り返しと雰囲気の気持ち良さにフォーカスした音楽から、このようなジャンルに派生していくところを見ると、音楽って面白いな~、という気持ちになりますね。
トロピカルハウス (Tropical House)
南国感のあるハウスですね。とても楽し気な感じで、夏場のドライブや海へ行ったときなんかにかけると気分が上がりそうです。
従来のハウスと比べると若干遅めのテンポであることも多いので、ゆったりとしつつも爽快感を味わえるジャンルではないでしょうか。
次からようやく最近はまっているハウスについてを書いていきます。お待たせしました…。
コメント