【2021年 1月号】最近はまっている音楽① -Post Classical編-

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最近はまっている音楽についてを書いていく

 こんにちは、シロすけです。
 主に音関係のことで何か書いていこうかな~と思っています。記念すべき初記事は、「最近はまっている音楽」についてをつらつらと書いていこうかなと思います。
 主観なども含めて書いていきますので、そのあたりはご容赦を…。

今回紹介するもの

 みなさんはポストクラシカル(PostClassical)という音楽ジャンルを聞いたことがあるでしょうか?
 ガチガチのクラシックではなく、しかし過度にポピュラーミュージック寄りでもない、新しく僕たちの環境に寄り添う音楽だと、個人的には感じます。

 そんなポストクラシカルの音楽を、ジャンルの説明も交えながら何曲か紹介していこうと思います。

ポストクラシカル(Post Classical)とは

 まず、そもそもポストクラシカルとは何なのか? という説明をしていきたいと思います。

どんな音楽?

 ポストクラシカルとは、ざっくり説明するとピアノやバイオリン、チェロなどの(打)弦楽器を用いたクラシック音楽の作曲エレクトロニクスを組み合わせた作風になっています。
 エレクトロと聞くと、派手なシンセが鳴りまくるというイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、アンビエントやチルアウトなどの静か目な電子音楽に鳴っているようなシンセの音が入っている感じです。

 美しく、ノスタルジックでありながら、どこかほの暗い影のようなものも見え隠れする音楽で、必ずしも華々しい音楽であるとは言えませんが、温もりのようなものを感じながら曲の世界に浸ることができるジャンルであると個人的には思います。

 また、今回はポストクラシカルという名称を使用していますが、ネオクラシカル(Neo Classical)モダンクラシカル(Modern Classical)という呼び方もあるそうです。海外だとこれらの呼ばれ方をすることが多いみたいです。

クラシックとの違い

 クラシックとの違いとしては、先述のようにエレクトロニクスと組み合わさった点も大きいですが、聴きやすさ心地よさに焦点を当てているという点もあると思います。クラシックは、壮大な物語を長い時間をかけて聴いていくような感覚で楽しめますが、普段ポピュラー音楽に慣れ親しんでいる人からすると、長すぎたり気分の高揚できる部分が少なかったりと、なかなか手を出しづらく、興味の出にくいジャンルだと感じます。

 しかし、ポストクラシカルは程よい曲の長さの中に、キャッチーな要素ミニマルミュージック的な繰り返しの気持ち良さなども相まって、普段クラシックを聴かない人にとっても、ある程度聴きやすい部類に入るのではないかなと思います。

 クラシックをディスってるような書き方になってしまいましたが、クラシックにはクラシックの良さがあるので、みんなもクラシック、聴こう(雑)。

良く聴くアーティスト

 さて、ポストクラシカルについてのざっくりとした説明をしたところで、僕が普段よく聴くポストクラシカルのアーティストを何人か紹介していこうと思います。

Ólafur Arnalds

 オーラヴル・アルナルズと読みます。
 アイスランドの作曲家で、がっちりと心を掴んでくるキャッチーなメロディーがマジですごいです。実はハードコアやメタルバンドでドラマーをやっていたことがある、ということを知ったときは腰抜かしました。
 ポストクラシカルの作曲家の中で一番好きなアーティストです。

 「ekki hugsa」 という曲です。
 ピアノの繰り返しから始まり、徐々にストリングスやシンセなどが足され高揚感が増していきます。ピアノとストリングスのリズムがポリリズムになっていて、単純な繰り返しの中に少しずつずれたリズムが入ることで、徐々に変化しているように感じるところがとても好きです。

Nils Frahm

 ニルス・フラームと読みます。
 ドイツの作曲家で、ピアノとシンセの音使いで夢中にさせてくれます。あと鍵盤楽器が超うまい。「鍵盤王」なんて呼ばれているとか。

 「Them」という曲です。
 低いシンセの音とピアノ、ストリングスがゆったりと絡んでいく曲です。ストリングスの掠れた感じが、性癖ドストライクです。暖かさの中にどこか影のようなものが見え隠れする感じがとても好きです。飛び抜けてキャッチーというわけではありませんが、非常に頭の中で情景が浮かぶ曲だと思います。

Slow Meadow

 スロウ・メドウと読みます。
 テキサス出身の作曲家 Matt Kidd によるソロプロジェクトの名前です。ストリングスのキャッチーなメロディがとても耳に残ります。シンセとピアノとの絡ませ方もすごく好き。

 「Hurricane」という曲です。
 最初は静かに始まり、歪んだシンセピアノ、そして艶やかなストリングスの絡みがとても美しいです。中盤あたりから次第に荒々しさが出てきて、それと共に非常にキャッチーなストリングスのメロディが演奏されることで、一気に引き込まれます。超好き(語彙力)。

おわりに

 以上で最近はまっている音楽の紹介を終わりたいと思います。
 ポストクラシカル、いいかも…って思った方は、是非色々な曲を聴いてみてください。想像を掻き立てられる素敵な曲に出会えるかもしれません。
 ポストクラシカル以外にも、これすげぇ~って音楽がいっぱいあるので、また機会があれば記事にしたいなと思います。

 もう夜中の2時半になろうとしているので、原神の天然樹脂消費して寝ます。
 ここまで読んでくれてありがとうございました。

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