エンジニアなら誰もが「正規表現(Regular Expression)」という言葉を一度は聞いたことがあるはずです。しかし、実際に使いこなせているかというと…なかなか難しいですよね。
そんな正規表現を、ゲーム感覚で楽しく・確実に習得できる無料 Web アプリ「RegexDojo(レジェックスドージョー)」を紹介します。
RegexDojo とは?
RegexDojo は、正規表現の基礎から応用まで、段階的にマスターできるインタラクティブ学習アプリです。


Duolingo のような進行式 UI を採用しており、全10セクション・計100問をクリアしていくことで、初心者でも正規表現の基礎から先読み・後読みといった上級テクニックまで身につきます。
こんな人におすすめ
- 正規表現を勉強したけれど、いつも忘れてしまう
- 参考書を読んだが、なかなか実践で使えない
- ゲーム感覚で楽しく学びたい
- 隙間時間にサクッと練習したい
学習コンテンツの全体像
RegexDojo は 10のセクションに分かれており、難易度が段階的に上がっていきます。

| セクション | テーマ | 習得スキル |
|---|---|---|
| 1 | 📝 リテラルマッチ | 文字列をそのまま検索する |
| 2 | 🎯 ドット . | 任意の1文字にマッチ |
| 3 | 🔁 量指定子 *, +, ? | 繰り返しのパターン |
| 4 | ⚓ アンカー ^, $ | 先頭・末尾に固定する |
| 5 | 🗂 文字クラス [...] | 複数の候補から1文字 |
| 6 | ⚡ 特殊クラス \d \w \s | 数字・単語・空白の短縮記法 |
| 7 | 🔗 グループと選択 () `\ | ` |
| 8 | 🔢 回数指定 {n,m} | 繰り返し回数を指定する |
| 9 | 👀 先読み・後読み | ゼロ幅アサーション |
| 10 | 🌐 実践パターン | メール・URL・日付など |
3種類の問題形式
問題は飽きないよう3種類の形式で出題されます。
① マッチ選択
正規表現が表示され、それにマッチする文字列をすべて選ぶ問題です。

正規表現を「読む力」を養います。選択肢にはひっかけも含まれているため、パターンの正確な理解が求められます。
② パネルビルド
与えられたパネル(トークン)をクリックして正規表現を組み立てる問題です。テストケースがリアルタイムで判定されます。

テストケースには「マッチすべき文字列」と「マッチしてはいけない文字列」の両方が含まれており、すべてパスするパターンを組み立てる必要があります。
③ 4択クイズ
正規表現の仕組みや動作についての知識問題です。

「なんとなく使っていた」知識を言語化して定着させるのに効果的です。
使い方ガイド
STEP 1:サイトにアクセスする
https://regexdojo.frees.jp にアクセスします。ブラウザのみで動作し、アカウント登録は一切不要です。学習進捗はブラウザのローカルストレージに自動保存されます。

STEP 2:セクションを選択する
ホーム画面にセクション一覧が表示されます。最初は「セクション 1:リテラルマッチ」だけが解放されています。カードをクリックして学習を開始しましょう。

STEP 3:問題に答える
問題が表示されたら、画面の指示に従って回答します。画面上部にはセクション名・問題番号・プログレスバーが表示されます。

- マッチ選択:正解の選択肢をすべてクリックして「答え合わせ」ボタンを押す
- パネルビルド:パネルをクリックして正規表現を組み立て「答え合わせ」ボタンを押す
- 4択クイズ:選択肢をクリックすると即座に正誤が判定される
STEP 4:フィードバックを確認する
回答後、画面下部に正解・不正解のフィードバックが表示されます。


不正解でも丁寧な解説が表示されるため、なぜ間違えたのかをその場で理解できます。
STEP 5:復習ラウンドで完全定着
10問すべて回答後、間違えた問題がある場合は自動的に復習ラウンドが始まります。復習中はヘッダーにオレンジ色の「復習」バッジが表示されます。

すべての問題に正解するまで復習ラウンドが繰り返されます。これによりあいまいな理解のまま先に進むことを防ぎます。
STEP 6:セクション完了・次へ進む
全問正解するとセクション完了画面が表示され、次のセクションがアンロックされます。

RegexDojo を使うメリット
✅ 完全無料・登録不要
アカウント作成もアプリのインストールも一切不要です。ブラウザを開いてアクセスするだけでいつでも学習を始められます。
✅ 進捗が自動保存される
学習進捗はブラウザのローカルストレージに自動保存されます。途中でページを閉じても、次回アクセス時に続きから再開できます。
✅ 段階的な難易度設計
セクション1のリテラルマッチから始まり、最終セクションの実践パターンまで、無理なく難易度が上がっていきます。初心者が最初から挫折しないよう丁寧に設計されています。
✅ 「わかった気」を防ぐ全問正解システム
あいまいな理解のまま先に進めないよう、各セクションは全問正解が必須です。間違えた問題は繰り返し出題されるため、本当に理解するまでしっかり定着させられます。
✅ 3種類の問題形式で飽きない
読む・作る・考えるの3アプローチで正規表現を多角的に学べます。単調な一問一答と違い、問題の形式が変わることで集中力が持続します。
✅ リアルタイムフィードバック
パネルビルド問題では、パネルをクリックするたびにテストケースの判定が即座に更新されます。正規表現の動作を手を動かしながら直感的に理解できます。

正規表現を学ぶとどんな場面で役立つ?
正規表現は一度覚えると、以下のような場面で毎日のように役立ちます。
- バリデーション:メールアドレス・電話番号・パスワードの形式チェック
- テキスト検索・置換:VS Code や vim での高度な検索・一括置換
- ログ解析:特定パターンのエラーログを素早く抽出
- スクレイピング:Web ページから必要な情報を抽出
- データ処理:CSV・JSON の特定フィールドを変換・整形
- シェルスクリプト:
grep・sed・awkでの文字列処理
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